板張りに囲まれたポーチは、オシャレなだけでなく庭へ直接行ける動線を確保。小上がりのタタミコーナーはリビングからだけでなく、廊下からも直接出入りが可能。キッチンとダイニングテーブルを横並びのレイアウトにすることで、調理・配膳・片付の動線が短くなり、効率的に家事が行えます。回遊できる間取りの動線上に収納スペースがいくつか設けられ、LDKに収納が偏らないスッキリとした見た目に。各寝室をわざと離れた位置に配置し、親しき間柄でも、個々の生活リズムや好みを尊重した生活ができる、ストレスフリーの間取りに仕上がりました。

3帖のタタミコーナーはLDKの中心に配置し、仏間や物入として、または客間やくつろぎスペースとして多目的に利用できます。小上がりなので、一息つきたい時に腰を掛けて座ることもでき、見た目的にも空間に立体感を持たせます。日本の伝統的な畳文化を現代のライフスタイルに取り入れることで、伝統の価値を大切にしながら、現代の暮らしの快適さを高めることが出来る落ち着きのある万能な空間となりました。

玄関と一つながりになった土間収納は、季節の衣類や家庭用品、アウトドア用品など、頻繁に使わないものを効果的に保管できるので、収納した物が整理整頓しやすくなります。小窓を設けることで、湿気が集中しやすく、暗い印象の土間収納を明るく快適にします。また、収納した物をカビなどから守り、清潔に収納することができます。

大きな窓を取り入れたサンルームは、豊かな自然光を室内に招き入れ、心地よい明るさと開放感を与えます。洗面脱衣室とウォークインクローゼットに直接行くことが出来る一直線の間取りのため、洗う、干す、収納するなどの洗濯家事が効率的に行えます。