日本人にありがち…危険な健康習慣
大久保です
新年明けまして、おめでとうございます
長寿大国 元気で長生きしたいな~ と、思うところ…
そんな日本で危険な健康法!?
個人的な 大久保ランキング いってみたいと思います
第3位 夏場に積極的な塩分摂取
汗で塩分が体外にでるから と、
ここ数年、流行ってしまった 塩飴・塩キャラメル・塩麦茶…
確かに、塩分は、生命にとって必要な成分ですし、
血液中の塩分濃度が下がると心停止も懸念されます が!!!
熱中症で救急搬入される方の血液検査で
血液中の塩分濃度 が 低い ことはほぼありません。
逆に、塩分が高くなっていることも…。
単純な水分不足が熱中症の大きな原因です
追い打ちをかけるように塩分を取る必要はないのです
日本人は古来より、おみそ汁、魚の塩焼き、お漬物… 等
味噌や醤油、塩分に慣れ親しんできました。
1日の塩分摂取量として
厚生労働省では、
日本人のNaの目標量(食塩摂取相当量)を
男性8.0g/日未満、女性7.0g/日未満 に制限しています
さらに、WHO(世界保健機構)は 5.0g/日 ですので、
いかに日本人が普段から多くの塩分を摂っているのかわかると思います
実際に、入院して病院食を食べてみると
病院のご飯は味がないわ~
健康のためにうす味なのね~
と、よく耳にすると思われます
あの病院食すら、1日10.0g以上の塩分が入っています
循環器疾患などで入院して、
塩分制限を受けると6.0g/日 とされた患者さんの多くは
味がない と、言われることが多いのです
汗ででる塩分は極微量で、日本人は塩分を積極摂取する必要はなく
塩分を取りすぎる事による危険性があがるだけ ので、
熱中症の予防は、ひたすら 水分摂取 です!
のどが渇く前に、水分を取ります。
15分おきに水分を口にする こと。
ただし、甘味のないもの が原則です!
スポーツドリンクも砂糖が入っているので飲みすぎ注意です。
第2位 1日8時間睡眠
「1日8時間寝られないから不眠症…?」と、
精神安定剤や睡眠導入剤を内服されている方いますが、
必ずしも8時間必要なわけではありません。
年齢によっても違いますが、
平均睡眠時間は、50代で6時間。
睡眠時間は個人差があり、
眠れない~と悩むよりも、
目が覚めて起きたなら、起きてしまえばよいのです!
逆を言えば、
朝起きた時に「ぐっすり寝た」という満足感を得ること が大切。
睡眠は、量よりも質 です
普段から、自分に必要な睡眠リズムを探しましょう
第1位 早寝早起き・早朝ウォーキング
健康のために、足腰を鍛える のは、とても大切ですが、
人間には 運動してはいけない時間 があります!!
第2位の睡眠時間にも影響をしますが、
50代にもなると、睡眠の質は落ち、睡眠時間は短くなっていきます。
6時間睡眠なら、
9時に寝てしまうと、3時には目が覚めてしまいます。
日本人特有の勤勉さで
朝からダラダラしてはいけない
外の空気は澄んでいて、人も少ないからと、
朝からウォーキング… 健康そうに見えて危険がいっぱいです
人間の体は、朝は体温も血圧も低いため、筋肉は硬くなっています
そんな時に、体重(負荷)をかけて急に動かすと、筋肉を痛めます。
さらに、
早朝は血管が破れたり、血栓ができやすい時間帯です。
つまり、早朝は 脳内出血・脳梗塞や心筋梗塞 等の
脳心臓血管障害を起こしやすい時間帯ということです
早朝はストレッチやヨガなど、
体をゆっくりほぐせる動作にしましょう。
いかがでしたか?
健康で元気な老後を目指しましょう~